映画見てるときの思考たれ流す

映画見ながら考えたことをたれ流します

映画「コーダ あいのうた」のストーリー構造(監督:シアン・ヘダー)

全体的にコメディ調にして、暗くならないようにしている

10代向けの恋愛映画並に甘ったるい

  • 彼を家へ呼び練習するシーン。彼は 中学3年の頃街で主人公のことをよく見かけ、両親の代わりに大人と対等に話をする主人公のことをかっこいいと思っていたと打ち明ける。
    • 「実は彼も私のことが気になってた」みたいな展開はよくある10代向けの恋愛ものっぽい。全体的に10代向けの恋愛映画感が強いが、本作は大人向けの作品として宣伝され?、アカデミー賞作品賞まで取っている。本作は若い人よりも圧倒的に大人の人たちが見に行ったと思うけど、皆さんは感動できたのだろうか?個人的には若すぎて甘すぎると思った。
    • 中合わせで歌うシーンなんてまさに10代向けの映画のように甘酸っぱい青春感。課題曲をラブソングにしてるのもちょっと甘すぎる。
  • 彼と森へ行き、水に飛び込む下りも甘い
  • 最後の受験の展開も現実感を無視して、感動的に仕上げようとしている製作の作為が伝わってくる気がした。
    • 楽譜を忘れてアカペラで歌わされそうになるが、先生が伴奏する下りがあるが、これいる?普通に他の受験生より本領発揮しやすいから、ずるいでしょ。

自分は弱点だと思っている点が長所になる

  • 個人的にこの映画に感情移入できていなかったので、このシーンで感動することができなかったが、自分の欠点だと思っていたものが長所に変わると言うシーンは一般的にいうと良いシーンだと思う。
  • 先生に音大をすすめられた主人公は最初経済的に無理だと断るが、歌う時はどんな気持ちだと言われ、うまく説明できないが、手話だと伝えられる。== 今まで手話で育ってきたから、手話の方が言葉が巧みなんだね。手話こそが彼女のメインのコミニケーションで、それが家以外の公の場で初めて役に立つ